2015年Endless SHOCK 梅田芸術劇場初日1幕
2015.9.8
梅田芸術劇場メインホール
ほぼほぼカイトのみです
---1幕 ---
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OPENING CONTINUE
大階段センターに立っているコウイチの後ろからステージがせり上がって、他のメインキャスト達の登場。カイトはコウイチの左(下手)隣から降りてきます。
階段を降りるとオーナーの登場。
カイト・タカ・モロホシ・ノザワの4人でぐるっとオーナーの周りを囲い1周すると、そのままカイトは上手側へ。周りのキャストと微笑みを交わすカイトがとても可愛い〜!
- So Feel It Coming〜パネルマジック〜
コウイチのフライングからオフブロードウェイのショーが始まります。
上手から登場して側転を披露し(軸がまっすぐできれいな側転!)すぐに下手へと捌けます。パネルマジックでカイト達4人は赤いジャケットを着て下手から登場です。
最初はタカ・ノザワが前で踊っていますが、途中でカイトがタカを、モロホシがノザワを馬跳びで超えます。背が高いタカを軽々越えるカイトの跳躍力がすごい!
- NEW HORIZON
カイトは一度上手へ捌けた後、リカとコウイチの車イリュージョン後に再び上手から登場して隣のタツミやノザワと笑いあいながら劇中劇のエンディングを迎えます。
曲が終わった後はタツミとハイタッチしたり、ノザワに頭を撫でてもらったりと、末っ子感が満載です!
- Yes, My Dream
千秋楽のシーンはカイトがとにかく頭を撫でられる場面が多くて…!
上手の方から小走りでウチに抱きついたりする姿は本当に可愛い!
ウチはカイトの頭をぽんぽんしてそのまま下手の方へカイトを抱き抱えるように連れて行くと、脚立に登ってソロパートを歌います。
そんなウチをキラキラした目で見ながら脚立で一緒に歌ってるカイトの下にはタカがいて、長い手を伸ばしてカイトの頭をぽんぽん!カイトも嬉しそう。
下に降りると、モロホシと2人で脚立を真ん中へ移動させてグー!ポーズ。
脚立の真ん中を汽車ぽっぽで通り抜けるとリカのソロパートをエスコートします。
リカが歌い始めると、モロホシと胸の前で手を合わせてリカにときめいているカイトですが、必要以上にリカに近づこうとするモロホシの頭をぱしっと叩いて「ダメ!バカ!」と首根っこを掴んでそのまま上手の方へ連れて行ってしまいます(笑)急にぷんぷんするのが面白いです。
手を離した後もモロホシと言い合いしてるのですが、ウチが真ん中から2人の首に手を回して抱き寄せて無理やり仲直りさせます。
3人がお互いの顔を見ながら歌っているのがとっても微笑ましい!
そして全員が真ん中に集まって歌う所ではカイトはコウイチの隣です。
コウイチは椅子に座っているのですが、コウイチが立った後その椅子に座ってクルクル回って遊ぶカイト!昼公演では一人で回っていましたが、夜公演ではタツミに回されてけらけら楽しそうに笑っていました。
コウイチが「次はシェークスピアをやろうと思っている」と言った時に、ダンサーさんにシェーポーズを教えてもらって、それをノザワ、タカ、モロホシに教えて(?)あげるカイト。シェーポーズのままくるっとターンをしたのですがそれがとってもきれいなターンで、ちょっとした所で技術の向上が見えたり(笑)
ウチがリカに指輪を渡そうとする所では、ウチの前で跪き、足にすがりつくようにして上目遣いで「頑張れ!頑張れ!」と必死に応援しています。が、そのまま前にすってんころりんして、ウチの心の準備が出来てないままリカの方へ押し出してしまったお茶目なカイトでした。
- It's A Wonderful Day
劇場の屋上シーンの後、ブロードウェイの街での休日シーンへ移っていきます。
コウイチのもとへ下手客席通路から向かうメインキャスト。
カイトはオレンジのパーカーに白で胸元に花の絵が入った(ボタニカル柄?)のVネックTシャツにベージュのパンツにナイキのスニーカで登場します。
ウチが派手な格好で登場すると「あちゃー」という顔をしてみたり、そんなウチがリカにプレゼントを渡す時は後ろで必死にお祈りしたりと、一瞬も見逃せないほどころころと表情が変わるカイトがとても可愛いです。
コウイチの記事が新聞に載ってる!とみんなで新聞を回した後はカイトが新聞を持ったままダンス!モロホシとカイトは背中合わせになりストレッチのようにお互いの背中に乗っかりあうのですが、カイトはやっぱりちょっと小さいかな?と思ってしまいました(笑)
カンパニーがインペリアルガーデンシアターに誘われているというオーナーの話に、劇場の大きさよりも「オンの先に何が見えるかが大事だ」という冷静なコウイチ。それに対し「オンの先って、今はそんなこと考えてどうするんだ」というウチ。カイトは「そーだよ!行こうよ!」とウチに賛同します。カイトの初セリフです!
コウイチとウチの話が決裂してウチが立ち去ると、カイト以外の3人がウチを追いかけます。カイトはコウイチの前で立ち止まって、どちらについて行こうか悩み俯いているのですが「カイト、ウチのとこ行ってやれ」とコウイチに促され、黙って頷きウチの後を追います。
カイトのコウイチへの思いが垣間見える瞬間で、カイトがとても良い表情をしていて感情移入してしまいます。
- Dancing On Broadway
オンブロードウェイのショーということで、衣装も何もかもが華やかです。
下手からカイト、タカ、マツザキ、タツミ、ノザワ、モロホシと並んで、その後下手はリカを先頭にモロホシ、ノザワ、マツが移動し、上手はウチの後ろにカイト、タカ、タツミ、そしてセンターにコウイチ。揃って踊る姿は圧巻です。
- Rock The World
ウチのソロです。アクロバットをするモロホシの隣で腕組みをしたまま登場するカイトがとても格好良いです!が、グローブが緩くなってしまうみたいで、昼も夜も直しているのを見てしまいました(笑)
この曲はカイトのソロもあります!歌は苦手ということですが皆さんの判定はいかに…
カイトは赤い手袋をして上手から登場しそのまま上手で踊ります。
一度捌けた後ハットを被って再登場するのですが、出てきてすぐにタツミにハットを手渡す重要な役目があります。
最後上手ステージ奥へと移動し、ハットのツバをぐっと持って構える姿がとても凛々しいので是非見てもらいたいです。
- バックステージ
楽屋の鏡で前髪を整えるカイト。普段の松倉くんもあんな感じなのかな?(笑)
オーナーの差し入れにビバリンゴー!と嬉しそうに言う姿がこの幕最後の可愛いカイトです。
コウイチとウチの言い合いが始まると、耳を塞ぐような仕草をしたり、2人に背を向けてしまったり。どちらのことも大好きだから、大好きな2人が争っている所を見たくないカイト。例えそれが逃げであっても。カイトが目を 耳を塞いでも、コウイチとウチとの亀裂はどんどん深まるばかりなのが切ないです。
「やっぱり、オーナーの劇場に戻った方が良いんじゃないかな…」
消え入りそうな声で言うカイトが望むのは、オフのステージでライバルとして輝いていたあの頃の2人を見ることなんだな、と。
- Japanesque Show
松明を持って上手から登場するカイトは、バンダナを額に巻いて可愛いさはぐっと抑え目です。前髪が上がって雄々しい風貌を見せてくれます。
松明を持って捌けると今度は下手側で殺陣をしたあと側転をするのですが、刀を持っているため片手です。動きづらそうなジャパネスクの衣装で片手にも拘らず、軸がブレずにとても綺麗でした。
そのまま下手へ捌けていったカイトは、その後モロホシと一緒にリカ演じる姫を捕えて出てきます。コウイチ軍を嘲笑うカイトの声がとても響いていました。
殺陣はやはり気を遣っているのがひしひしと伝わります。一つ動作が抜けると大変なことになるので、タイミングを計って一つ一つ丁寧に、でもウチ軍としては野蛮さが必要なので、とても難しい所だと思います。体力的にも技術的にも精神的にもジャパネスクは厳しいシーンです。
階段で切られたカイトは下手側、モロホシは下手側へ落ちていきますが、このあとの恐ろしく悲しい展開をどういう気持ちで見ているんだろう、と気になってしまいます。
「ジャパネスクがハッピーエンドだから」という自らの言葉も虚しく、Show must go onの精神に取り憑かれたコウイチとそれに必死で追いつこうとし、追いつけないことに絶望したウチの悲しいショーへと姿を変えてしまったジャパネスクは終了です。
2幕はまた別記事にします。